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トロントで働くAndroidデベロッパーのブログ

ソーシャルが超盛んなトロントの会社の社風を紹介!

ブログの第1投稿をして以来ほったらかしてましたが、カナダ就職者としてアドベントカレンダー書いてくれたら嬉しいよ、とセナさんから言われたので久々の更新です。

ということで本投稿はFrog Advent Calendar 2018の13日目の投稿です。

本来、このアドベントカレンダーは職場などの開発環境を書くものなんですが、弊社が受託系の会社で詳しく書けないので、ちょっとズレますがとっても交流が盛んな社風について書こうと思います!

僕について

とりあえず自己紹介ですが、僕は現在トロントの現地企業でAndroidエンジニアとして今年8月から働いています。

日本では4年ほどスタートアップ企業などでAndroidエンジニアとして経験を積んで、まもなく31歳になりそうです(Age is just a number!)。 技術力も大したことないし、英語力も会社で聞き取りができなすぎて英語が嫌いになりそうです。

会社について

トロントダウンタウンに位置しているConnectedという会社です。 毎週のように新しい人が入って来たりしてるので、正確な数字はわからないですが、社員数は契約、インターン含めて200人弱だと思います。

会社のアプリやサービスがあるわけではなく、クライアントベースのわかりやすく言えば受託会社です。 ですが、ただのdev shopではなく、弊社Webサイトでも

not a dev shop, or a design agency, or a strategic consultancy, but a uniquely integrated product development firm, built for the long-term, and driven by a singular focus on realizing business impact through software-powered products.

といっており、クライアント企業とともにビジネスインパクトを生む会社です。

実際に働いていてもクライアント会社の一部として"Connected"している感覚があります。 弊社内にはエンジニアだけでなく、デザイナー、マネージャー、QAも在籍しています。

クライアントもカリフォルニアの某企業がいたりと名だたる企業ばかりで、プロダクトも最新のイケてるものが多く刺激的です。 ちなみに僕は入社後3ヶ月ほどいたプロジェクトから離れ、現在は別のプロジェクトで働いています(どちらもAndroidアプリ開発)。

なんだかんだで簡単に開発環境

先にも書いたように弊社では複数クライアントがいるため環境はプロジェクトにより異なりますが、最初にいたプロジェクトの環境について簡単に。 とはいっての特別のものはなく、現在最も一般的な環境かと思います。

ツール/サービス

言語/アーキテクチャ/ライブラリ

  • Kotlin
  • MVVM
  • モジュール化
  • Dagger2
  • RxJava2

bindingでMVVMにしていますが、要件が特殊なアプリのため、CleanArchitectureに沿ってはいません。 レイアウトではConstraintLayoutを使い、極力フラットな構造になるようにしています。

ちなみにプロジェクトによりますが、基本ペアプロでやってます。

開発環境についてはこんなところで…。

社風について

やっと本題ですが、弊社ではユニークなイベントがたくさんあり、同僚たちもびっくりするほどフレンドリーでとてもいい環境です。 最近ばったり社長とエレベーター前ですれ違ったのですが、目があった瞬間「Hi Kento」と言われ感動しました。 数回しか話したことないのに、ぱっと名前がでてくるって本当にすごいです。。。

さらには、Teaching and Learningというカルチャーがあり、わからないことがあっても気軽に質問できて、みんな丁寧に説明してくれて感謝しかないです。

設備

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ビリヤード台とフーズボール台

社内は広々と2フロアあり、以下の環境が揃っています。

いつそんなの遊ぶねん、って感じですが、みんな仕事の合間に休憩がてら遊んでます。 ビリヤードとフーズボールが人気ですかね。 僕もたまに同僚とストリートファイター5をプレイして絶叫しています。

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スナックのラック

オンボーディング

入社して間もない頃、オンボーディングがたくさんありました。 マネージャークラスの人たちが新入社員に社内のカルチャーや働き方などをたっぷり説明してくれました。 なんでこんな時間をかけるんだろうと思いましたが、先日たまたま目にした記事に、新入社員のパフォーマンスと定着率を上げる「オンボーディング」が流行っていると書いてあり、さすがトレンドを取り入れてるんだなと感心してしまいました。

Google、メルカリも採用。新メンバーのパフォーマンス&定着率を上げる「オン・ボーディング」

1 on 1

各社員にはマネージャーが一人おり、隔週で30分の1 on 1があります。 気になっていること、問題などはないか、今後どうしたいかなどや同僚からのフィードバックももらえたりします。 直接仕事とは関係ないビザ関連の相談も乗ってくれたり、気さくに会話ができる雰囲気です。 そういえばマネージャーとははじめに2人でランチにも行きました。

House

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ここからちょっとユニークなカルチャーになります。

弊社には6つのHouseというグループがあります(読んだことないのでよくわかりませんが、ハリーポッターからアイディアを得ているそうです)。 入社するとみんなどこかのHouseに、プロジェクト、年齢、職種は全く関係なく配属されます。 このHouseはソーシャル目的のグループで、たまにみんなで一緒にランチに行ったり、ソーシャルイベントではチームとして機能します。 このHouseのおかげで働いているだけでは話す機会のなかった人たちとも交流でき、知っている人が増えて、会社の居心地も良くなりました。 特にまだ知らない人ばかりの新入社員にとっては、とてもありがたいシステムだと思います。

How Harry Potter helped our startup build a company culture

その他イベント

SOCIAL!!

だいたい毎週木曜の16時からソーシャルイベントがあり、ピザなどが振る舞われます。 ビールはいつでも冷蔵庫にあるので、お酒も軽く飲みながらピザをつまみつつ立ち話をしたり、ビリヤードしたりと各々時間を楽しんでいます。

数ヶ月に1回、各House主催のイベントも行われ、ファッションショーのドレスをHouseごとに作ったり、クイズ大会があったりします。 季節によってはハロウィン仮装大会もあったり、ジンジャーブレッドハウスを作ったりもします。 バカらしいこともみんな真剣にやっているので楽しいです。

Disconnected

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年に1回の最大のソーシャルイベントとしてDisconnectedがあります。 2泊3日でAlgonquin Parkというところでキャンプやアウトドアアクティビティ、Houseごとの催し物を楽しみました。

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夜はめっちゃ寒いので焚き火

Holiday Party

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12月には日本でいう忘年会のようなHoliday Partyがあり、今年はなんとトロントのシンボルでもあるCNタワーで行われました!

料理やドリンクももちろんのこと、DJもいて、最終的にはみんな踊ってましたね。 しかも木曜にも関わらず、19時から翌1:30まで行われていて、僕は飲みすぎて次の日会社休みました🙄

Donut Friends

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社内のSlackにdonut-friendsというチャンネルがあり、ここに入っていると週に1回ほど無作為で誰かが選ばれ、一緒にドーナツやコーヒーを2人で$10以内で楽しむことができます。 これのおかげで全く話したことがない人ととも知り合うことができました。

最後に

紹介しきれてないものもありますが、以上のように弊社はとにかく交流が盛んです。 紹介したものすべて費用は会社持ちなので、会社の財力依存になりますが、できるだけ社員にとって居心地がいい環境を作ろうとしていてモチベーションも上がります。

なにかの参考になれば幸いです!